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大阪軽金属商協会は昭和35年11月に伸銅品問屋組合の内部にありましたアルミ部会が分離独立して、大阪軽金属問屋組合が創設され、その後、平成8年5月に大阪軽金属商協会と改称し今日に至っています。
アルミニウムメーカーと需要家双方により良きパートナーとして、アルミニウムのプロ集団で構成されています。アルミニウムとともに時を刻み50年、新たなアルミニウム歴史を開拓・創造すべく、当協会は前進してまいります。 |
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アルミニウムと自動車
着実にアルミ化が進むボディパネル
自動車に使われるアルミ製品といえば、従来は、ホイール、エンジンブロック、熱交換器などが中心でした。このような部品に加え、従来とは違う部品や部材が次第にアルミ化されるようになっています。
最近ではとくに自動車のボディパネルなど、大型の部品にアルミニウムを採用することが多くなってきました。これまで、フードなどのボディパネルのアルミ化は、スポーツカーなどに限られていましたが、それ以外のタイプでもアルミ化が進められています。代表的な例がスバル「レガシィ」やトヨタ「クラウンコンセプト」です。スポーツカーでは、マツダ「RX-8」などでフード、リアドアなどのボディパネルを始め多くの部品をアルミ化しています。三菱「ランサーエボリューションVIIIMR」では、初めてルーフパネルにアルミニウムが採用されました。
このほかにも、安全性向上のためにボディの一部に使用されるバンパーリンフォースやドアビームなどに、アルミ押出材が使用されています。また、サブフレームやサスペンションアーム、ブレーキ用品のアルミ化が進んでいます。
インテリアでは、他の素材とアルミニウムをうまく組み合わせることによって、メカニカルな室内イメージとし、人気を集めています。具体的にはフレーム部材、メーター、ペダル、シフトノブなどがアルミ化され、アルミ鋳造品なども効果的に使用されています。
燃料電池車の中には、水素タンクの内側に水素密閉性を考慮してアルミ容器を使用したり、熱量電池のフレームなどに軽量なアルミ部品を使用しております。 |
軽量化ニーズに対応するアルミニウム
最近の自動車開発において、環境対策と安全性の両立が重要なテーマとなっています。日本では省エネ法で、ガソリン自動車は1995年比22.8%の燃費向上を義務付けており、ヨーロッパ、アメリカでもそれぞれ燃費向上のためには、エンジン性能向上などを図るとともに自動車の軽量化が効果的です。一方で、自動車の衝突安全性を高めるために部品や装備の重量が増加する傾向にあります。
アルミニウムの比重は鉄の3分の1であり、自動車部品のアルミ化は軽量化を図る有効な手段として知られています。たんに重量を軽くするだけでなく、たとえば、サスペンション部品の軽量化により走行性能を向上したり、ボディパネルの軽量化により低重心化を図り安定性を向上したりするというように、さまざまな波及効果も期待できます。
アルミニウムは、軽量であるうえ、加工性、耐食性、リサイクル性など多くの特徴が生かされ、さまざまな自動車部品に使用されています。 |
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取り扱い会社
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